表現と主張
おはようございます。最近は晴天続き、朝晩は冷えますが、気持ちの良い毎日です。
前回の続きと言ってはなんですが、今回は自分の考えをどう伝えるかについて述べます。
十年前くらいから日本で頻繁にこんな言葉を聞きます。
「最近の若者は草食系だ」
草食系とは、一般的な草食動物としてイメージされる事柄が、性格や行動に当てはまることですよね。
私は自分が肉食系とも草食系とも思いません。
しかし、私の口から言わせてもらえば、草食系と言われる連中は、むしろ動物とも思えません。いわば「空気」ですかね。
なぜこんな言い方をするか。彼らは自分の考えや主張を一切表現しないからです。
私は相手が誰であれ(同期でも後輩でも先輩でも先生でも家族でも)、どんな議論や話でも、自分の考えを主張します。もちろん、必ずしも正しいとは限らない。誤っている場合は相手からそれを論じられ、反省します。
私からすれば、自分の意見を主張しない人間は、いてもいなくても変わらない、空気のようにしか感じられない。
例えば10人で、ある課題をディスカッションすることにします。これを現代の若者が行うと、
①リーダーシップを発揮して議論を進めようとする人間が1又は2人、
②積極的に意見を出し、議論に参加しようとする人間が2人、
③発言は多くないけど、いざという時は自分の意見を発してくれる人間が2人、
④とにかく人の意見に乗っかるだけで全く自分の意見など述べない人間が2人
⑤残りは頷いているだけ、又は聞いてもなさそう。
こんなディスカッションになってしまったことはありませんか?
この場合、結局自らの意見を述べてるのはせいぜい6人しかいないので、充実率は6割ですね。
これは非常に恐ろしいことで、それだけ議論の質が落ちてるということです。
この先、さらなるグローバル化が進む中、世界の先進国と戦っていけるのでしょうか。
では、この問題の原因は何にあるのか、そしてどう改善きて行くべきなのか。
次の記事以降で述べていこうと思います。
それでは皆さん、おやすみなさいませ。
初投稿。進路選択や将来の自分に悩む人へ。
11月初日。朝晩は冷え込む季節になりましたね。露出の高い仮装をして、風邪でも引かないといいですけど…。
初投稿ですので、軽い自己紹介でもしておきましょう。私は都内某大学医学部の2年生です。普段は大学生活を送りながら、教育系の仕事に携わっています。
さて、今日は一つ問いたいことがある。
今通ってる(又は通っていた、又は志望する)大学・学部は、なぜ選びましたか。
この質問に自信を持って答えられないのなら、まずは答えを早く見つけましょう。
さまざまな理由があると思います。将来なりたい職業が〇〇だから、就職率が高いから、家から近いから、学費が安いから…。
そんな理由、自信持って答えられない!って思うかもしれません。
しかし、この質問に正解はありません。強いて言えば、自分に嘘をつかずに正直に答えたものが正解です。
私の通ってるような医大では、特にこの質問が多く話題に上がります。
よく受験の時にこんなことを言う人がいました。面接で志望理由を聞かれたとき、
「親が医者だから」
と答えると、薄っぺらくて印象に残らないから、他の理由を考えておきなさい、と。
本当に薄っぺらいでしょうか。
親の職業に憧れるというのは、子どもとして不自然なことではありません。特に医者という、世間から見て比較的格好の良い仕事をしてる姿を見ていたら、そう思うのも普通のことです。
私は医学部に入る理由として、「親が医者だから子どもの頃から憧れてました」というのは、最もな回答だと思います。
ちなみに私は、ある意味消去法で医学部進学を選びました。高校生の頃、文理選択の際、男ですし、理系の方がどちらかといえば得意だったというだけで理系を選び、進路選択では、大学で学びたいことが医学しかなかったので医学部を選択しました。
医学生のなかでは非常に稀なケースだと思います。なぜなら多くの学生の志望理由は結論「医者になりたいから」です。
しかし私の場合はそういうわけではない。医者になりたくないと思っていたわけではないですが、特別な気持ちはありませんでした。
「給料が良いから」という理由も決して悪い理由ではないですよね。だって高い報酬がないのなら、医者なんて職業に憧れる人はほとんどいません。
だから私は、自分が医学部を志望した理由を、自信を持って他人に言えます。大学の上の先生や先輩方に同じような質問をされても、平気でそう答えられます。
自分に対して正直であること、これが何を語る上でも必要なことです。
これは、自分の思っていることを相手にしっかり伝えられるかどうかにも繋がってきます。
ぜひ、進路に悩んでる人に伝えたい。
長い先のことを考えるのは非常に難しいこと。
急いで決める必要はありません。
ただ、どうしても将来やりたいことが思いつかないなら、目先のやりたいことを考えてみてください。部活や恋愛、趣味に勉強…。様々なことがありますよね。
したいことにパッと優先順位を決めて、それを中心に考えていけば良いと思います。
では、次の記事もお楽しみに…。
最後までお読みいただきありがとうございました!